[無敵のポートフォリオ実践レポート!](2021年10月)テーパリングは織り込み済み、今後の私の投資戦略!

みなさんこんにちは。大河原はっさく(@okawarahassaku)です。
私は長期投資と短期投資の両刀をモットーに資産運用をしているわけですが、長期投資では定期的にリバランス(資産配分の比率の修正)を行う必要があります。
- 長期ポートフォリオで資産推移がどのようになっているのか
- どのような方針で長期投資ポートフォリオを構成するのか
- 今月の割安セクターはどこなのか
これらを分析、解説していきたいと思います。
それでは今回もよろしくおねがいいたします。
目次
どのような方針で長期投資ポートフォリオを構成するのか。
まずは私の長期投資におけるポートフォリオ方針をまとめます。
・個別銘柄を極力組み込まず、投資信託やETFで構成する。
⇒不祥事の発生、重大な事故、倒産等による株価下落のリスクをとらないため
⇒個別銘柄をいちいち情報収集、調査、分析すると時間がかかりすぎてしまうため
・ポートフォリオの組み入れる投資信託やETFの手数料、信託報酬は1%未満(理想は0.5%未満)のもので構成する。
⇒信託報酬は低ければ低いほどいい(アクティブファンドでは一概に言えないが)
⇒信託報酬は毎年かかるものなので、長期保有する場合の影響は非常に大きい
(例)毎月1万円を年率リターン5%で運用した場合、20年後の運用収益は1,710,337円
信託報酬が1%の場合、20年後の運用収益は1,267,746円
⇒つまり、20年間で差額の40万円以上が手数料として取られてしまう計算になります。(ひどい。。。)
・安全資産である国債の割合を低め、株を中心とした攻めのポートフォリオを組む。
⇒私が現在25歳で老後までの運用期間が長期間取れるため
⇒暴落に対するストレス耐性もある程度あるため
⇒インフレ率上昇により、国債の価格が下がるリスクがあるため
この10年間は世界の中央銀行の量的緩和が国債価格を支えてきたが、世界の中央銀行は今までほどの量的緩和はこれから続けていくことは難しいと思うため。
・貴金属、仮想通貨を中心にコモディティの割合が高めのポートフォリオを組む。
⇒一般的にドルとコモディティ価格には負の相関があると考えられていて、長期的なドル安傾向の中でコモディティが価格上昇の恩恵を受けるため
⇒インフレ率の上昇によりコモディティが価格上昇の恩恵を受けるため
・夜明け前銘柄を積極的に積み立て投資していく。
⇒ワクチンが完成したため、いずれはダメージを受けた業界の株価は戻ると思われるが、いつになるかわからないため長期積み立て投資で保有する。
2021年に絶対買うべき夜明け前銘柄についての紹介と解説はこちら
資産額推移
日付 | 投資元本(円) | 評価額(円) | 運用収益率(%) |
---|---|---|---|
2020年12月 | 1,485,006 | 1,485,006 | 0% |
2021年1月 | 1,598,339 | 1,853,180 | 16% |
2月 | 1,711,672 | 2,176,074 | 27% |
3月 | 1,825,005 | 2,447,083 | 34% |
4月 | 1,938,338 | 2,870,391 | 48% |
5月 | 2,051,671 | 3,174,616 | 55% |
6月 | 2,165,004 | 3,123,117 | 44% |
7月 | 2,278,337 | 3,300,715 | 45% |
8月 | 2,391,670 | 3,802,385 | 59% |
9月 | 2,505,003 | 4,654,184 | 86% |
10月 | 2,618,336 | 4,562,293 | 74% |
そなたが、小金持ちになるにはあと 45,437,707円 必要じゃ。
アセットクラスごとの資産額推移
長期投資ポートフォリオの内訳
次に2021年10月時点でのポートフォリオを確認します。
資産全体に占める資産クラスごとの割合
ポートフォリオ方針に基づき、理想的な資産配分は以下の通りです。
理想的な資産配分になるように追加資金の振り分け、リバランスを行います。
株 : 60%
現金・債券 : 10%
コモディティ : 30%
特記事項
米のテーパリング開始、利上げのリスクから9~10月ごろまではボラティリティが高くなることを予想しているため、現金国債の比率を通常よりも大きくしてきました。
ここ数日の相場の動きを見ているとテーパリングの開始が相場に織り込まれているように見えます。
上記を踏まえると現金への追加資金の振り分けは現状、これ以上する必要はないかと思いますので割合として小さくなっている株の部分に追加資金を注入していこうと思っています。
コモディティの割合が大きくなっていますが、これはQNT、XDCという暗号通貨が大きく上昇しているためです。仮想通貨は税金がバカ高いのでリバランスのための利確はしません。
つまりほかの資産への追加資金の注入によってバランスをとっていきます。
先月は割安に見えていた日本の銀行株と現金に資金を振り分けました。
詳しい情報は先月の無敵のポートフォリオ実践レポート!と今月の給与と長期投資買い増し銘柄公開!!の記事をご覧ください。
次に資産クラスごとの内訳を見ていきます。
無敵のポートフォリオ内訳(株)
特記事項
先月は積み立てnisa銘柄に加えて、割安と評価できたので日本の銀行株の買い増しを行いました。
今月はチャート的に見ても、ポートフォリオに占める割合から見ても米航空株が割安と判断できるので追加資金で米航空株の買い増しを行います。
米航空株ETFのJETSの週足チャートを眺めるとまだコロナ前水準にまで回復しておらず、コロナ前水準までは約35%程上昇余地があります。
私は2021年に入って夜明け前銘柄としてめちゃくちゃ推してきましたが、正直まだまだ割安だと思っています。

また私の判断では日本株は超長期の上昇サイクルに入っているので、長期戦略として日本株の割合を少しずつ増やしていこうと思っています。
詳しくはツイッターで発信したので見てください。↓
無敵のポートフォリオ内訳(現金・国債)
特記事項
先月は現金に追加資金の一部を振り分けました。
直近はテーパリングや利上げに備えてチャンスを待つ守りの時間だと考え現金をためてきましたが、いったんは落ち着いてきたかと思います。
私の今のスタンスとしては攻めと守りの中間、ニュートラルです。
何を買ってもいいとは思っていませんが、現金よりかは割安な銘柄に集中的に資金を振り分けていきたいですす。
今月は追加資金を現金国債に振り分ける予定はありません。
無敵のポートフォリオ内訳(コモディティ)
特記事項
金、銀、プラチナ、仮想通貨を中心に構成しています。残りはおまけ程度に保有。
米のテーパリング開始、利上げが迫ってきていることにより、中期的にはドルが上昇する傾向だと私は予測します。
それによりコモディティ価格にとっては一般的に向かい風が吹くことが想定されるので、コモディティ価格が下がってきて割安になってきたその時には積極的に貴金属を買い増ししていきたいと思っています。
QNT、XDCの価格も調整中であり、割合も落ち着いてきました。
仮想通貨は基本的に利益確定しません。
追加資金を仮想通貨以外の部分に回すことでバランス対応していきます。
あなたの投資の参考になれば幸いです。
投資は自己責任で!
今回は以上です。読んでくれてありがとうございました。
素晴らしい投資ライフを!