[無敵のポートフォリオ実践レポート!](2022年5月)米国株をアウトパフォーマンスするポートフォリオ

みなさんこんにちは。大河原はっさく(@okawarahassaku)です。
私は長期投資と短期投資の両刀をモットーに資産運用をしているわけですが、長期投資では定期的にリバランス(資産配分の比率の修正)を行う必要があります。
- 長期ポートフォリオで資産推移がどのようになっているのか
- どのような方針で長期投資ポートフォリオを構成するのか
- 今月の割安セクター、ねらい目はどこなのか
これらを私独自の視点で分析、解説していきたいと思います。
それでは今回もよろしくおねがいいたします。
目次
どのような方針で長期投資ポートフォリオを構成するのか。
まずは私の長期投資におけるポートフォリオ方針をまとめます。
・個別銘柄を極力組み込まず、投資信託やETFで構成する。
⇒不祥事の発生、重大な事故、倒産等による株価下落のリスクをとらないため
⇒個別銘柄をいちいち情報収集、調査、分析すると時間がかかりすぎてしまうため
・ポートフォリオの組み入れる投資信託やETFの手数料、信託報酬は1%未満(理想は0.5%未満)のもので構成する。
⇒信託報酬は低ければ低いほどいい(アクティブファンドでは一概に言えないが)
⇒信託報酬は毎年かかるものなので、長期保有する場合の影響は非常に大きい
(例)毎月1万円を年率リターン5%で運用した場合、20年後の運用収益は1,710,337円
信託報酬が1%の場合、20年後の運用収益は1,267,746円
⇒つまり、20年間で差額の40万円以上が手数料として取られてしまう計算になります。(ひどい。。。)
・安全資産である国債の割合を低め、株を中心とした攻めのポートフォリオを組む。
⇒私が現在25歳で老後までの運用期間が長期間取れるため
⇒暴落に対するストレス耐性もある程度あるため
⇒インフレ率上昇により、国債の価格が下がるリスクがあるため
この10年間は世界の中央銀行の量的緩和が国債価格を支えてきたが、世界の中央銀行は今までほどの量的緩和はこれから続けていくことは難しいと思うため。
・貴金属、仮想通貨を中心にコモディティの割合が高めのポートフォリオを組む。
⇒一般的にドルとコモディティ価格には負の相関があると考えられていて、長期的なドル安傾向の中でコモディティが価格上昇の恩恵を受けるため
⇒インフレ率の上昇によりコモディティが価格上昇の恩恵を受けるため
・夜明け前銘柄を割安なタイミングで積み立て投資していく。
⇒ワクチンが完成したため、いずれはダメージを受けた業界の株価は戻ると思われるが、いつになるかわからないため長期投資で保有する。
⇒水際対策の緩和は時間の問題、であるならば業績、株価の回復も時間の問題だろう。
2022年に株価上昇が見込める夜明け前銘柄についての紹介と解説はこちら
資産額推移

日付 | 投資元本(円) | 評価額(円) | 運用収益率(%) |
---|---|---|---|
2020年12月 | 1,485,006 | 1,485,006 | 0% |
2021年1月 | 1,598,339 | 1,853,180 | 16% |
2月 | 1,711,672 | 2,176,074 | 27% |
3月 | 1,825,005 | 2,447,083 | 34% |
4月 | 1,938,338 | 2,870,391 | 48% |
5月 | 2,051,671 | 3,174,616 | 55% |
6月 | 2,165,004 | 3,123,117 | 44% |
7月 | 2,278,337 | 3,300,715 | 45% |
8月 | 2,391,670 | 3,802,385 | 59% |
9月 | 2,505,003 | 4,654,184 | 86% |
10月 | 2,618,336 | 4,562,293 | 74% |
11月 | 2,731,669 | 4,745,454 | 74% |
12月 | 2,845,002 | 4,281,277 | 50% |
2022年1月 | 2,958,335 | 4,497,371 | 52% |
2月 | 3,071,668 | 4,477,610 | 46% |
3月 | 3,185,001 | 4,247,684 | 33% |
4月 | 3,298,334 | 4,771,212 | 45% |
5月 | 3,411,667 | 4,547,944 | 33% |
そなたが、小金持ちになるにはあと 45,452,056円 必要じゃ。
アセットクラスごとの資産額推移

長期投資ポートフォリオの内訳
次に2022年5月時点でのポートフォリオを確認します。
資産全体に占める資産クラスごとの割合
ポートフォリオ方針に基づき、理想的な資産配分は以下の通りです。
理想的な資産配分になるように追加資金の振り分け、リバランスを行います。
現在はボラティリティが高いため、現金比率を一時的に高めています。
株 : 60% ⇒ 一時的に57%に引き下げ
現金・債券 : 10% ⇒ 一時的に13%に引き上げ
コモディティ : 30%
特記事項
ポートフォリオのバランスとしては理想的な非常にいい状態です。
ロシア、ウクライナ状況リスクや急激な利上げに備え、キャッシュを厚めに持っているため米国株の急落も特に気になりません。
S&P500が年初から約20%近く暴落していることを考えると、かなりアウトパフォーマンスしているポートフォリオだと思います。
さらに悲観ムードも高まってきており、ここからいろいろな投資チャンスが出てくると思っていますので、非常にうきうきしています。
先月は積み立てnisa銘柄を買い増しし、残りの追加資金はコモディティの部分に投入しました。
今月は追加資金を株、コモディティに注入する予定です。
詳しい情報は先月の無敵のポートフォリオ実践レポート!と今月の給与と長期投資買い増し銘柄公開!!の記事をご覧ください。
次に資産クラスごとの内訳を見ていきます。
無敵のポートフォリオ内訳(株)
特記事項
先月は積み立てnisa銘柄のみ継続して購入しました。
今月は積み立てnisa銘柄に加えて、エネルギー株の購入を検討しています。
個別の銘柄を漁るかETFにするかは検討中ですが、ETFならXLEが候補ですね。
無敵のポートフォリオ内訳(現金・国債)
特記事項
現在の相場はリスクを抱えています。考えられるのは下記
- 岸田
- ロシア、ウクライナのいざこざ
- FRBがコントロールできていないインフレ
これらのリスクを抱えているうちはキャッシュを厚めにしておくのが戦略としてよいと思います。
すでに目標のキャッシュは十分に確保できているので、安くなった株、コモディティの購入を優先します。
無敵のポートフォリオ内訳(コモディティ)
特記事項
金、銀、プラチナ、仮想通貨を中心に構成しています。残りはおまけ程度に保有。
仮想通貨暴落中につき短期的には非常に危険ですが、長期的には買いのチャンスかと思います。
長期投資に限定すれば、暴落時に買い向かっていった投資家のみが大きなリターンを上げられます。
私は今はまだポジションが大きいので、数か月以内のどこかのタイミングで買い増しを検討しています。
仮想通貨は基本的に利益確定しません。
追加資金を仮想通貨以外の部分に回すことでバランス対応していきます。
先月は現金からコモディティにリバランスし、XLMを新規購入しました。
また追加資金でプラチナETFを購入しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
今月は追加資金で金鉱株ETFであるGDXを買い増しします。
あなたの投資の参考になれば幸いです。
投資は自己責任で!
今回は以上です。読んでくれてありがとうございました。
素晴らしい投資ライフを!