[貴金属分析]金価格はこれから上昇するか?今後の値動きの見極め方を解説!

みなさんこんにちは。大河原はっさく(@okawarahassaku)です。←「おおかわら」読みます。。。
今回は金のチャートを徹底分析して今後の値動きと戦略について大河原はっさくの意見を発表します。
(2021年1月24日現在時点での分析です)
目次
この記事を読むとわかること
- 金のテクニカル分析とチャート分析
- 金の今後の値動きは?大河原はっさくの意見
それでは今回もよろしくおねがいいたします。
テクニカル分析とチャート分析
今回分析するのは
・金/米ドル
・日足
分析①下降トレンドラインを完全に突破できなかった
→金価格を見ると2本の下降トレンドラインを引くことができます。
→2020年末に下降トレンドラインを上にブレイクアウトし、勢いよく価格が上昇していくと思いきや、米ドルの上昇によって二本の下降トレンドラインの間に再び戻ってしまいました。詳しい分析は過去記事を参照してください。
分析②MACD(分析結果:下降トレンド)
→黄色い円で囲った部分を見ると、青の線が赤のシグナル線を下向きにつき通っています。これは現在下降トレンドであることを示しています。
分析③RSI(分析結果:方向性を決められずにいる)
RSIとは最近の上昇度合いをもとに、買われ過ぎ、売られ過ぎを判断をするインジケーターです。
一般的にRSIが70を超えると買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎと判断をしますが、日足のチャートではこれは誤った使い方です。
私は日足のチャートでは50以上で上向き、50以下で下向きのモメンタムであるという判断に使います。
→緑色の円で囲んだ部分を見ると、RSIは50付近で横ばいしているので、上にも下にもいまひとつ方向性を決められずさまよっている感じがします。
分析④ボリンジャーバンド(分析結果:過大評価も過小評価もされていない)
→現在ボリンジャーバンドの幅の中であることがわかります。
→過大評価も過小評価もされていません。
分析⑤空売り比率(若干過大評価されている)
→空売り比率は平均的なレベルより低ければ空売りが生じる可能性から懸念材料になり、高ければ買戻し圧力が生じる可能性から好材料となります。
短期的な投資で特に重要視します。
今回は金ETFのGLDの空売り比率を確認しておきましょう。
空売り比率の確認は下記サイトを参照しています。
GLD空売り比率
https://fintel.io/ss/us/gld
→空売り比率は8.98%であり、直近1年間では平均より若干低いです。
→このことから金価格は若干過大評価されているかもしれません。
大河原はっさくの意見
最後に僕の意見です。
金はいまだに方向性を定められていないため、もう少し様子を見る必要があると思います。
トレンドの判断としては二本の下降トレンドラインの内、上のラインを突破できれば上目線、下のラインを破ってしまった場合には下目線と見るのが適切でしょう。
中期的な値動きとしてはドル安傾向が続いているため、ドルと逆相関の関係にある貴金属の価格にとって追い風になっていることは間違いないです。
しかし、短期的にドル高となっているため、短期的な値動きには注視する必要があります。
もちろんしっかりとご自身でも調査と分析をしていただいて、投資における最終判断は皆さんにしていただくことが前提ですが、分析の参考としてお役に立てたなら幸いです。
投資は自己責任で!
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今回は以上です。読んでくれてありがとうございました。
素晴らしい投資ライフを!