[貴金属市場]金・銀・プラチナまるっと分析!(2021年1月31日~2月6日)

みなさんこんにちは。大河原はっさく(@okawarahassaku)です。

今週の貴金属の値動きと今後の見通しをテクニカル分析で徹底解説します。

それでは今回もよろしくおねがいいたします!

(2021年2月6日現在時点での分析です)

ドル指数[DXY]

コモディティ価格に大きな影響を与えるのはドル指数です。

ドル指数とは複数の主要通貨に対する、米ドルの総合的な価値を示す指標です。
ドル指数の上昇はドル高、ドル指数の下落はドル安を表しています。

一般的にはコモディティ価格はドルと逆相関の関係にあると考えられているので、ドル高はコモディティ価格にマイナスに、ドル安はコモディティ価格にプラスに働きます。

したがってドル指数に注目することは非常に重要です。

チャート分析は
・ドル指数[DXY]
・日足

ドル指数は2021年から一貫して上昇トレンドです。

長期的にはドルは下降トレンドなのでコモディティには強気な見方をしていますが、短期的にはコモディティ価格不利に働いています。

金先物

金先物先週比先週比(%)
1813.0-37.3-2.02

チャート分析は
・金先物
・日足

ポイント①ブレイクアウトを試みるも失敗

→上の下降トレンドラインを上にブレイクアウトしたかに見えましたが、勢いが足りず再び下落してきました。

ポイント②MACD(分析結果:トレンドがない)

→MACDを見ると何度もクロスし横ばいしていることがわかります。

→これはトレンドがない状態で、上に行くか下に行くかを決めかねている状態です。

ポイント③RSI(分析結果:下降トレンド)

RSIとは最近の上昇度合いをもとに、買われ過ぎ、売られ過ぎを判断をするインジケーターです。

一般的にRSIが70を超えると買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎと判断をしますが、日足のチャートではこれは誤った使い方です。

私は日足のチャートでは50以上で上向き、50以下で下向きのモメンタムであるという判断に使います。

→緑色の円で囲った部分を見ると、RSIは50以下であるため、下降トレンドです。

ポイント④ボリンジャーバンド(分析結果:過大評価も過小評価もされていない)

→現在ボリンジャーバンドの内側であることがわかります。

→特に過大評価も過小評価もされていません。

大河原はっさくの意見

現在は二本のトレンドラインの間で価格が推移していることが確認できます。

何度も記述していますが、今後もし下のトレンドラインを下に割り込んできた場合には本格的な下降トレンド入りしたと判断し、上のトレンドラインを上にブレイクアウトした場合には本格的な上昇トレンド入りしたとみるのが一番わかりやすい判断方法だと思います。

ドル指数との相関係数を見ると、最近ではかなり強い負の相関があることが確認できます。

今週の動きを見ていると、来週以降も短期的なドル高傾向が終わるまではじりじりと平行線の間をさまよう感じがしています。

銀先物

銀先物先週比先週比(%)
27.020+0.105+0.39

チャート分析は
・銀先物
・日足

ポイント①Redditユーザーによる爆買いで一時的に大きく上昇

→先週比でみると大きな値動きがなかったように見えますが、実は一時的に大きく上昇しました。

→これはRedditユーザーによって銀がターゲットにされたことが原因です。

→しかし、ゲームストップとは異なり空売り比率が大きかったわけではないので、空売りの買戻しによる上昇はありませんでした。

ポイント②MACD(分析結果:上昇トレンドへ転換)

→黄色い円で囲った部分を見ると、青の線が赤のシグナル線を上向きにつき通っています。これは上昇トレンドへの転換を示しています。

ポイント③RSI(分析結果:上昇トレンド)

→緑色の円で囲った部分を見ると現在RSIは50以上であるため上昇トレンドです。

ポイント④ボリンジャーバンド(分析結果:過大評価も過小評価もされていなし)

→現在ボリンジャーバンドの内側であることがわかります。

→特に過大評価も過小評価もされていません。

大河原はっさくの意見

Redditユーザーによる価格操作によって外れ値が含まれていますが、一応上昇トレンドであるとみることができます。

金銀比価の日足チャートを見ても短期的には下降トレンドです。

金銀比価/日足

しかし、月足チャートで長期的に見てみると過去20年間の平均値にまで戻ってしまったことが確認できます。

金銀比価/月足

この傾向が続いていくかは微妙なところです。

どこかで株式市場が何らかの下落リスクにさらされたときに再び金が銀をアウトパフォームする傾向が始まるような感じがしています。

プラチナ先物

プラチナ先物先週比先週比(%)
1133.0+53.8+4.99

チャート分析は
・プラチナ先物
・日足

ポイント①今週は大きく上昇

→上昇トレンドラインを割り込まず順調に上昇していきました。

ポイント②MACD(分析結果:一応下降トレンド)

→黄色い円で囲った部分を見ると、青の線が赤のシグナル線を下向きにつき通っています。これは現在下降トレンドであることを示しています。

→しかしあまりスムーズなMACDではなく、トレンドは見えにくいです。

ポイント③RSI(分析結果:上昇トレンド)

→緑色の円で囲った部分を見ると現在RSIは50以上であるため上昇トレンドです。

ポイント④ボリンジャーバンド(分析結果:過小評価も過大評価もされていない)

→黄色い円で囲った部分を見ると、ボリンジャーバンドの内側であることがわかります。

→特に過大評価も過小評価もされていません。

大河原はっさくの意見

下降トレンドラインを割り込まずに順調に上昇してきましたが、三角持ち合いを終わりが迫ってきていることが確認できます。

三角持ち合いとは株価の上昇・下落の値幅が徐々に狭まっていき、チャートの形が三角形のようになる状態のことを言います。

三角持ち合いから上に突破すれば株価は大きく上昇することが期待できますが、逆に下に割ってしまうと株価は大きく下落する可能性があります。

チャートパターン的には上に抜けてくる可能性が高い形ですが、本当に上に抜けることができるかは注視する必要があります。

ドル指数との相関係数を確認すると今は0に近く、ほとんど値動きに関係性がないことがわかります。

今のところだと、貴金属ではプラチナが一番面白そうに見えます。

上値抵抗線を出来高を伴って上にブレイクアウトしてきた場合には一気に上昇しそうです。

大河原はっさくのまとめ

今週の値動きを見る限りではプラチナに一番注目するべきかと思います。

私のおすすめとしては以下の通りです。

長期投資では毎月積み立て投資を継続。

長期的なドル安トレンドの中で、コモディティ、貴金属はかなりのパフォーマンスが期待できます。

また、株式市場が下落リスクにさらされた場合には再び金が銀、プラチナをアウトパフォームして上がっていく可能性が高いです。

そのため、長期投資では金に多めに配分しておくのがいい戦略かもしれません。

短期的にはプラチナを買う準備をしておくといいと思います。

もちろんしっかりとご自身でも調査と分析をしていただいて、投資における最終判断は皆さんにしていただくことが前提ですが、分析の参考としてお役に立てたなら幸いです。

投資は自己責任で!

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今回は以上です。読んでくれてありがとうございました。
素晴らしい投資ライフを!