[無敵のポートフォリオ実践レポート!](2021年2月)長期投資ポートフォリオを限定公開!

みなさんこんにちは。大河原はっさく(@okawarahassaku)です。
私は長期投資と短期投資の両刀をモットーに資産運用をしているわけですが、長期投資では定期的にリバランス(資産配分の比率の修正)を行う必要があります。
- 長期ポートフォリオで資産推移がどのようになっているのか
- どのような方針で長期投資ポートフォリオを構成するのか
- 現時点でリバランスの必要があるのか
これらを分析、解説していきたいと思います。
それでは今回もよろしくおねがいいたします。
目次
どのような方針で長期投資ポートフォリオを構成するのか。
まずは私の長期投資におけるポートフォリオ方針をまとめます。
・個別銘柄を極力組み込まず、投資信託やETFで構成する。
⇒不祥事の発生、重大な事故、倒産等による株価下落のリスクをとらないため
⇒個別銘柄をいちいち情報収集、調査、分析すると時間がかかりすぎてしまうため
・ポートフォリオの組み入れる投資信託やETFの手数料、信託報酬は1%未満(理想は0.5%未満)のもので構成する。
⇒信託報酬は低ければ低いほどいい(アクティブファンドでは一概に言えないが)
⇒信託報酬は毎年かかるものなので、長期保有する場合の影響は非常に大きい
(例)毎月1万円を年率リターン5%で運用した場合、20年後の運用収益は1,710,337円
信託報酬が1%の場合、20年後の運用収益は1,267,746円
⇒つまり、20年間で差額の40万円以上が手数料として取られてしまう計算になります。(ひどい。。。)
・安全資産である国債の割合を低め、株を中心とした攻めのポートフォリオを組む。
⇒僕が24歳で老後までの運用期間が長期間取れるため
⇒暴落に対するストレス耐性もある程度あるため
⇒インフレ率上昇により、国債の価格が下がるリスクがあるため
この10年間は世界の中央銀行の量的緩和が国債価格を支えてきたが、世界の中央銀行は今までほどの量的緩和はこれから続けていくことは難しいと思うため。
・貴金属、仮想通貨を中心にコモディティの割合が高めのポートフォリオを組む。
⇒一般的にドルとコモディティ価格には負の相関があると考えられていて、長期的なドル安傾向の中でコモディティが価格上昇の恩恵を受けるため
⇒インフレ率の上昇によりコモディティが価格上昇の恩恵を受けるため
・夜明け前銘柄を積極的に積み立て投資していく。
⇒ワクチンが完成したため、いずれはダメージを受けた業界の株価は戻ると思われるが、いつになるかわからないため長期積み立て投資で保有する。
2021年に絶対買うべき夜明け前銘柄についての紹介と解説はこちら
資産額推移
日付 | 評価額(円) |
---|---|
2020年12月 | 1,485,006 |
2021年1月 | 1,853,180 |
2021年2月 | 2,176,074 |
そなたが、小金持ちになるにはあと 47,823,926円 必要じゃ。
長期投資ポートフォリオの内訳
次に2021年2月時点でのポートフォリオを確認します。
資産全体に占める資産クラスごとの割合
ポートフォリオ方針に基づき、理想的な資産配分は以下の通りです。
株 : 40~70%
現金・債券 : 5~20%
コモディティ : 20~40%
特記事項
- 全体的な資産配分についてはリバランスの必要はなさそうです。
次に資産クラスごとの内訳を見ていきます。
無敵のポートフォリオ内訳(株)
特記事項
・米国株を中心に構成しています。
・AI(シースリーエーアイ)、PLTR(パランティア テクノロジーズ)を趣味の投資として少額ポートフォリオに組み込みました。
・2021年に向けて大きな投資チャンスとなりうる夜明け前銘柄に重点的に資金を投入しています。
・短期、中期ポートフォリオに組み入れている米金融株ETF[XLF]、米REITETF[IYR]、エネルギー株ETF[XLE]は長期ポートフォリオに移行するかもしれません。
・今月はまだパフォーマンスの弱いクルーズ株、米航空株(CCL、RCL、NCLH、AAL、UALあたり)を重点的に買い増ししていきたいと思います。
無敵のポートフォリオ内訳(現金・国債)
特記事項
・これまでは現金のみの保有でしたが、米国債を組み入れました。
・年齢とともに国債比率を高めていく計画です。
無敵のポートフォリオ内訳(コモディティ)
特記事項
・金、銀、プラチナ、ビットコインを中心に構成しています。残りはおまけ程度に保有。
・先月に引き続き仮想通貨の暴騰が印象的でした。
・私は一貫して仮想通貨には強気の見方をしていますが、コモディティで仮想通貨の占める割合が大きくなってきているので、今月は金、銀、プラチナETFを買い増ししてリバランスを行います。
・貴金属では2020年年末までは一貫して金銀がプラチナをアウトパフォームしてきましたが、2021年に入ってプラチナが金銀をアウトパフォームしてきています。
2020年後半に金からプラチナへリバランスした恩恵を受けられています。
金先物/プラチナ先物の日足のチャートを見ると2020年11月から大きく下落していることが確認できます。
このチャートは上昇すると金がプラチナに対してアウトパフォームしていることを意味し、下落するとプラチナが金に対してアウトパフォームしていることを表しています。
直感的にはプラチナの需要を考えるとこの傾向は続き、1.0くらいまでは下がれる気がしています。
あなたの投資の参考になれば幸いです。
投資は自己責任で!
今回は以上です。読んでくれてありがとうございました。
素晴らしい投資ライフを!