[米国株式市場]主要株価指数まるっと分析!(2021年2月14日~20日)

みなさんこんにちは。大河原はっさく(@okawarahassaku)です。
今週の米国株式市場の値動きと今後の見通しをテクニカル分析で徹底解説します。
それでは今回もよろしくおねがいいたします!
(2021年2月20日現在時点での分析です)
この記事を読むとわかること
- 米国株式市場の今週の動きを振り返り
- テクニカル分析から今後の動きを予測
- 大河原はっさくの意見!
S&P500種指数
S&P500種指数 | 先週比 | 先週比(%) |
---|---|---|
3906.7 | -28.1 | -0.71 |
チャート分析は
・S&P500種指数
・日足
ポイント①今週はほぼ横ばい
→今週は大きな動きはありませんでした。
ポイント②MACD(分析結果:下降トレンドに転換の可能性)
→黄色い円で囲った部分を見ると、青の線が赤のシグナル線を下向きにつき通りそうであることが確認できます。下降トレンドへの転換するかもしれません。
ポイント③RSI(分析結果:上昇トレンド)
RSIとは最近の上昇度合いをもとに、買われ過ぎ、売られ過ぎを判断をするインジケーターです。
一般的にRSIが70を超えると買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎと判断をしますが、日足のチャートではこれは誤った使い方です。
私は日足のチャートでは50以上で上向き、50以下で下向きのモメンタムであるという判断に使います。
→緑色の円で囲った部分を見ると、RSIは50以上であるため、上昇トレンドです。
ポイント④ボリンジャーバンド(分析結果:非常にボラティリティが低い)
→ボリンジャーバンドの内側であることがわかります。
→特に過大評価も過小評価もされていません。
→またボリンジャーバンドの幅が非常に狭く、ボラティリティがとても低いことが確認できます。
大河原はっさくの意見
今週も大きな動きはありませんでした。出来高も低かったです。
MACDを確認すると下降トレンドに転換する可能性がありますが、下降トレンドだからいつも下落するというわけではなく、横ばいすることもあります。
今回はボラティリティが非常に低いため、大きく下落するというよりは横ばいが続くように見えます。
ダウ平均
ダウ平均 | 先週比 | 先週比(%) |
---|---|---|
31494.3 | +35.9 | +0.11 |
チャート分析は
・ダウ平均
・日足
ポイント①今週はほぼ横ばい
→こちらも今週は大きな動きはありませんでした。
ポイント②MACD(分析結果:上昇トレンド)
→黄色い円で囲った部分を見ると、青の線が赤のシグナル線を上向きにつき通っています。これは現在上昇トレンドであることを示しています。
→SP500よりはMACDがきれいなのでより信憑性があるといえます。
ポイント③RSI(分析結果:上昇トレンド)
→緑色の円で囲った部分を見ると、RSIは50以上であるため、上昇トレンドです。
ポイント④ボリンジャーバンド(分析結果:非常にボラティリティが低い)
→ボリンジャーバンドの内側であることがわかります。
→特に過大評価も過小評価もされていません。
→またボリンジャーバンドの幅が非常に狭く、ボラティリティがとても低いことが確認できます。
大河原はっさくの意見
S&P500と同じように出来高が少なく、落ち着いた相場になっています。
長期積み立て投資は継続、短期的に手を出す必要はないでしょう。
ナスダック100指数
ナスダック100指数 | 先週比 | 先週比(%) |
---|---|---|
13580.78 | -226.92 | -1.64 |
チャート分析は
・ナスダック100指数
・日足
ポイント①今週は若干下落
→こちらも今週は大きな動きではありませんでしたが、若干下落しました。
ポイント②出来高(分析結果:売り圧力が出てきたかもしれない)
→今週のETFの出来高を確認すると、金曜日に若干出来高が高いことが確認できます。
→直近で下落し出来高が大きかった日の後の動きを見ると短期的に数日間下落する傾向があるので、短期的には少しは警戒するべきでしょう。
ポイント③MACD(分析結果:下降トレンドに転換)
→黄色い円で囲った部分を見ると、青の線が赤のシグナル線を下向きにつき通っています。下降トレンドへの転換を示しています。
ポイント④RSI(分析結果:上昇トレンド)
→緑色の円で囲った部分を見ると、RSIは50以上であるため、上昇トレンドです。
ポイント⑤ボリンジャーバンド(分析結果:非常にボラティリティが低い)
→ボリンジャーバンドの内側であることがわかります。
→特に過大評価も過小評価もされていません。
→またボリンジャーバンドの幅が非常に狭く、ボラティリティがとても低いことが確認できます。
大河原はっさくの意見
S&P500、ダウよりもナスダックのほうが若干危険に見えます。
これは米国債10年利回りが急上昇していることが原因の一つとして考えられます。
一般的に金利と株価は逆相関の関係にあり、金利の急上昇はバリュエーションが高い成長株にとっては不利な状況であると考えられています。
長期積み立て投資は継続、短期的には少し警戒しておきましょう。
下落がある可能性が高いです。
大河原はっさくのまとめ
今週の米国の株式市場と今後の値動き予想をまるっと解説しました!
全体的な出来高がとても小さい落ち着いた相場になっていることが確認できます。
S&P500が4000レベルに接近してきています。
特にイレギュラーがなければ数週間以内に突破できると思います。
4000レベルはとても大きなレベルなので、突破してきたときには出来高が大きく勢いよく上昇していくものです。
今の相場が静かなうちから積み立て投資をしていくことで、のちの上昇で大きな利益を上げることができると思います。
しかし、短期的にはナスダックが少し危なそうに見えます。
また細かい部分ですが3つのMACDシグナルを確認すると、S&P500とダウがMACDがまだクロスしていないのに対し、ナスダックはすでにMACDがクロスしてトレンド転換していることが確認できます。
以上のことからナスダックが若干先行して動いているように見えるので、来週の動きに注目しておきましょう。
私のおすすめとしては以下の通りです。
長期投資では積み立て継続。
個別銘柄は別ですが、今短期的に投資をする必要は特にないと思います。
観光株、航空株が上昇し始めたのでこちらへの長期投資は引き続き最高におすすめです。
もちろんしっかりとご自身でも調査と分析をしていただいて、投資における最終判断は皆さんにしていただくことが前提ですが、分析の参考としてお役に立てたなら幸いです。
投資は自己責任で!
2021年に買うべき「夜明け前銘柄」を知りたい方は、こちらも見てみてください!
今回は以上です。読んでくれてありがとうございました。
素晴らしい投資ライフを!