[米国株式市場]主要株価指数まるっと分析!(2021年2月21日~27日)

みなさんこんにちは。大河原はっさく(@okawarahassaku)です。

今週の米国株式市場の値動きと今後の見通しをテクニカル分析で徹底解説します。

それでは今回もよろしくおねがいいたします!

(2021年2月27日現在時点での分析です)

この記事を読むとわかること

  1. 米国株式市場の今週の動きを振り返り
  2. テクニカル分析から今後の動きを予測
  3. 大河原はっさくの意見!

S&P500種指数

S&P500種指数先週比先週比(%)
3811.2-95.6-2.45

チャート分析は
・S&P500種指数
・日足

ポイント①移動平均線に接近、割り込むかに注目

→今週は大きく下落し、3850レベルを下に割り込んできました。

→次のサポートは黄色の50日移動平均線で、下に割り込んでくるか、反発するかを確認したいところです。

ポイント②出来高(分析結果:売り圧力が大きく、要警戒)

→今週のETFの出来高を確認すると、大きく下落した木曜日、金曜日の出来高が2020年11月以降で一番大きいことが確認できます。

→非常に大きな売り圧力があり、警戒しておく必要があります。

ポイント③MACD(分析結果:下降トレンド)

→黄色い円で囲った部分を見ると、青の線が赤のシグナル線を下向きにつき通っています。これは現在下降トレンドであることを示しています。

ポイント④RSI(分析結果:下降トレンドに転換)

RSIとは最近の上昇度合いをもとに、買われ過ぎ、売られ過ぎを判断をするインジケーターです。

一般的にRSIが70を超えると買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎと判断をしますが、日足のチャートではこれは誤った使い方です。

私は日足のチャートでは50以上で上向き、50以下で下向きのモメンタムであるという判断に使います。

→緑色の円で囲った部分を見ると、RSIは50以上から50以下へ変化したことが確認できます。上昇トレンドから下降トレンドへ転換したことを示しています。

ポイント⑤ボリンジャーバンド(分析結果:過大評価も過小評価もされていない)

→ボリンジャーバンドの内側であることがわかります。

→特に過大評価も過小評価もされていません。

大河原はっさくの意見

出来高が少なく静かだった先週から一転して大きな売り圧力が出てきました。

50日移動平均線を割り込んできた場合にはさらに下落していく可能性があります。

短期的には手を出しにくいと思います。十分に警戒していきましょう。

ダウ平均

ダウ平均先週比先週比(%)
30932.4-562.0-1.78

チャート分析は
・ダウ平均
・日足

ポイント①移動平均線に接近、割り込むかに注目

→今週は下落し、31000レベルを下に割り込んできました。

→次のレベルとしてはあまり意識されていないような感じもしますが、一応黄色の50日移動平均線があり、その次は30800レベルかと思います。

→下に割り込んでくるか、反発するかを確認したいところです。

ポイント②出来高(分析結果:とても少ない)

→今週のETFの出来高を確認すると、大きく下落した木曜日、金曜日の出来高が2020年11月以降で一番大きいことが確認できます。

→しかしS&P500とは異なり、2020年11月と比較するとそれほど大きくないことがわかります。売り圧力の発生源はダウではないようです。

→S&P500のほうがダウよりもパフォーマンスが悪かったこと、S&P500がダウよりもハイテク株のウェイトが大きいことを考慮すると、売り圧力の発生源はナスダックにありそうです。

ポイント③MACD(分析結果:下降トレンドに転換)

→黄色い円で囲った部分を見ると、青の線が赤のシグナル線を下向きにつき通っています。下降トレンドへの転換を示しています。

ポイント④RSI(分析結果:下降トレンドに転換)

→緑色の円で囲った部分を見ると、RSIは50以上から50以下へ変化したことが確認できます。上昇トレンドから下降トレンドへ転換したことを示しています。

ポイント⑤ボリンジャーバンド(分析結果:一時的に過小評価されている)

→ボリンジャーバンドを確認すると、ボリンジャーバンドの幅の外側に出ていることがわかります。

→ボリンジャーバンドの外側は統計的には外れ値なので枠内に戻る可能性が高く、一時的に過小評価されているかもしれません。

大河原はっさくの意見

売り圧力の発生源がナスダックだとすれば、工業、金融セクターのウェイト大きいダウが今週軽傷で済んだのは当然と言えそうです。

とはいっても引っ張られて下降トレンド入りしているので手を出しにくいところです。

ボリンジャーバンドを突破しているので月曜日には一時的に価格は安定しそうですが、来週も下落注意です。

ナスダックの動きに注視していきましょう。

ナスダック100指数

ナスダック100指数先週比先週比(%)
12909.44-671.33-4.94

チャート分析は
・ナスダック100指数
・日足

ポイント①移動平均線をすでに割り込んできた

→ほかの指数とは異なり、ナスダックはすでに黄色の50日移動平均線を下に割り込んでしまっていることが確認できます。

→次のサポートはオレンジ色の100日移動平均線です。

→下に割り込んでくるか、反発するかを確認する必要があります。

ポイント②出来高(分析結果:めちゃくちゃ大きい売り圧力が確認できる)

iRKkCsBd (1483×895)

→今週のETFの出来高を確認すると、大きく下落した木曜日と金曜日の出来高が2020年11月水準を大きく上回り、2020年9月以降で一番大きいことが確認できます。

→売り圧力がS&P500、ダウと比較して圧倒的に大きいことが明らかで、米株、日本株すべての下落の発生源はナスダックという推測は間違えなさそうです。

ポイント③MACD(分析結果:下降トレンドに転換)

→黄色い円で囲った部分を見ると、青の線が赤のシグナル線を下向きにつき通っています。これは現在下降トレンドであることを示しています。

ポイント④RSI(分析結果:下降トレンドに転換)

→緑色の円で囲った部分を見ると、RSIは50以上から50以下へ変化したことが確認できます。上昇トレンドから下降トレンドへ転換したことを示しています。

ポイント⑤ボリンジャーバンド(分析結果:過小評価も過大評価もされていない)

→黄色い円で囲った部分を見ると、ボリンジャーバンドの内側であることがわかります。

→特に過大評価も過小評価もされていません。

大河原はっさくの意見

米株、日本株すべての下落の発生源はナスダックの可能性が一番高いことはここまで見てくださった方にはわかっていただけたと思います。

先週からナスダックには警戒するように呼び掛けていましたが、予想通り急落しました。

ではナスダックはなぜ急落しているのか。

それは米10年債利回りの急上昇が関係しています。

一般的に金利と株価は逆相関の関係にあり、金利の急上昇はバリュエーションが高い成長株にとっては不利な状況であると考えられています。

ということはナスダックの下落が続くのかを考えるには、金利の上昇が続くのかを検討する必要がありますが、私は短期的にはここから急上昇していく可能性は低いと思っています。理由はチャートです。

米10年債利回りの週足チャートを見るとRSIは過去20年間で最高レベルに達しており、現在の水準が過大評価の可能性が非常に高いです。

もし中長期的に上昇していくとしても、短期的に横ばいがあった後で上昇していくシナリオの可能性が高く、ここからさらに急上昇するとは考えにくいです。

大河原はっさくのまとめ

今週の米国の株式市場と今後の値動き予想をまるっと解説しました!

静かだった先週とは異なり今週は大きく動きました。

嵐の前の静けさだったのかもしれません。

とはいっても調整レベルにもなっていないと個人的には思っていますが。

来週のナスダックの値動きが非常に重要ですが、私は金利上昇による暴落はないと思っています。

理由は先ほども記述した通りです。

予想される展開としては売りが売りを呼んで大きく下落していくパターンとボリンジャーバンドのロワーバンドに沿ってじりじりと下落していくパターンが考えられます。

私のおすすめとしては以下の通りです。

長期投資では積み立て継続。ハイテク株の占める割合が大きい場合は少しローテーションをお勧めします。

ローテーション先は国債、金、銀が過小評価されているためいいでしょう。

もちろんしっかりとご自身でも調査と分析をしていただいて、投資における最終判断は皆さんにしていただくことが前提ですが、分析の参考としてお役に立てたなら幸いです。

投資は自己責任で!

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今回は以上です。読んでくれてありがとうございました。
素晴らしい投資ライフを!