[長期投資のアイデア]ポートフォリオに米国債は必須!衝撃特価な米国債を今買え!

みなさんこんにちは。大河原はっさく(@okawarahassaku)です。
長期投資で分散したポートフォリオを構成する場合に、国債を組み入れることは必須といえます。
基本的に長期保有する場合には安全性の観点から米国債一択になります。
私は長期投資で米国債に投資する場合には米長期国債ETFの一つであるTLTを買うことをおすすめしています。
もちろん私もポートフォリオの一部に組み込んでいます。
私のポートフォリオは毎月公開していますので気になる方は見てみてください!
そんな中、2021年に入ってから米10年債利回りが急騰しています。
つまり、長期国債の価格が下落していることを意味しています。
しかし私は現在のTLTの価格は超割安で過小評価されていると思っています。
今回はTLTのチャートを分析してなぜTLTは超割安で過小評価されているといえるのかを解説していきます。
(2021年3月28日現在時点での分析です)
目次
この記事を読むとわかること
- TLTのテクニカル分析、チャート分析
- なぜTLTは過小評価されていると判断できるのか
- 大河原はっさくの意見
それでは今回もよろしくおねがいいたします!
テクニカル分析とチャート分析
今回分析するのは
・iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF[TLT]
・日足
分析①価格は2020年8月に頂点を付けてから右肩下がりで下落
TLTの価格は2020年8月に頂点をつけてから一方通行で下落しています。
50、100、200日移動平均線も下向きになっており、中期的には下降トレンドが継続しています。
分析②MACD(分析結果:上昇トレンドに転換)
今回は長めのパラメータを使用しています。
黄色い円で囲った部分を見ると、青の線が赤のシグナル線を上向きにつき通っています。
これは現在上昇トレンドであることを示しています。
分析③日足RSI(分析結果:下降トレンド)
RSIとは最近の上昇度合いをもとに、買われ過ぎ、売られ過ぎを判断をするインジケーターです。
一般的にRSIが70を超えると買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎと判断をしますが、日足のチャートではこれは誤った使い方です。
私は日足のチャートでは50以上で上向き、50以下で下向きのモメンタムであるという判断に使います。
緑色の円で囲った部分を見ると、RSIは50以下であるため、下降トレンドです。
分析④ボリンジャーバンド(分析結果:過大評価も過小評価もされていない)
黄色い円で囲った部分を見ると、ボリンジャーバンドの内側であることがわかります。
特に過大評価も過小評価もされていません。
分析⑤週足RSI(分析結果:めちゃくちゃ過小評価されている)
今回は株価の過大評価、過小評価を判断したいため週足のRSIを確認しておきます。
週足RSIでは過去のRSIと現在の値を比較することで過大評価、過小評価を判断することができます。
過去18年間を振り返ると、現在のRSIよりも高かったころは過去で2006年のたった1度しかなく、2006年の時はその時の価格を底にして約47%上昇しました。
現在の価格は非常に過小評価されており、割安であると言えます。
分析⑥移動平均線かい離率(分析結果:過小評価されており、割安)
移動平均線には株価とかい離し過ぎると磁石のように元に戻ろうとする性質があります。
現在の移動平均線とのかい離率と過去を比較をすることで、株価が過大評価されているかを確認しましょう。
赤色の線は200日移動平均線です。
現在は200日移動平均線と約13%かい離しています。
200日移動平均線と10%以上かい離することはあまりなく、直近で3回でかい離した時の動きを見てみると、移動平均線に向けて上昇していることが確認できます。
大河原はっさくの意見
最後に私の意見です。
改めて言いますが、投資の王道である長期分散投資をしている主張するなら国債を組み入れることは必須です。
株とコモディティだけでは足りません。
国債は下落しているから買いたくないという気持ちもわからなくはないですが、国債が下落する局面ではポートフォリオ全体でみればそれ以上に株やコモディティの価格が上がっていてそれなりのパフォーマンスが出せているはずです。
逆にコロナショックのように10年に1度起こるといわれているような大きなクラッシュでは安全商品と認識されている米国債が大きく上昇し、価格上昇が株、コモディティの下落を相殺してくれます。
ポートフォリオに米国債を組み入れることであなたのポートフォリオのリスクを抑えてリターンを上げる。
つまりシャープレシオを高めることができます。
シャープレシオとは投資のリスク(価格変動)の大きさに比べてどれだけリターン(収益率)を得られるか、運用効率の高さを示します。
テクニカル分析をした通り、今米長期国債は非常に割安で過小評価されていると思います。
まだポートフォリオに米国債を組み入れていない、投資をしていない場合には今こそ米国債に投資を始めるチャンスだと思います。
ではどのように投資していくのがおすすめか。
毎月積み立て投資を推奨します!
理由は右肩上がりで上昇していく銘柄はなく、短期的には下落の可能性があるためです。
毎月積み立て投資では短期的な下落に対してのリスク分散をすることができます。
私は引き続きTLTを少しずつ毎月積み立て投資し、長期ポートフォリオの一部として運用していきます!
投資は自己責任で!
今回は以上です。読んでくれてありがとうございました。
素晴らしい投資ライフを!